現像に初挑戦!東京の下町「谷根千」をクラシッククロームでノスタルジックに撮ってみたい
どうも、好きなフィルムシミュレーションはベルビアのイナです。
実はこれまで、写真の現像というものをほぼしたことがなかったのですが(明るさとホワイトバランス調整はある)、この度重い腰を上げることにしました。
今日はFUJIFILMのフィルムシミュレーションを活用した、初めての現像結果をお伝えしたいと思います。
フィルムシミュレーションとは
FUJIFILMのカメラには、フィルムシミュレーションといって、フィルムを選択するように色調や階調をコントロールする機能が搭載されています。
カラーリバーサルフィルムを再現した「PROVIA(プロビア)」「Velvia(ベルビア)」「ASTIA(アスティア)」、渋みのある「CLASSIC CHROME(クラシッククローム)」、プロ用ネガフィルムを再現した「PRO Neg.Std(プロネガスタンダード)」「PRO Neg.Hi(プロネガハイ)」、レトロな雰囲気をかもし出す「SEPIA(セピア)」、モノクロフィルムを再現した「モノクロ」「モノクロ+Yeフィルター」「モノクロ+Rフィルター」「モノクロ+Gフィルター」など、多彩なモードを用意しています。
(出典:FUJIFILM HP色調や階調をコントロールしてみませんか?より)
機種によって搭載されているモードが異なります。上記には載っていませんが、モノクロフィルムを再現した「ACROS(アクロス)」という新フィルムシミュレーションもあります。
フィルムを入れ替えることなく、色の違いを楽しむことができる。おそらく、現在FUJIFILMユーザーの方が、FUJIFILMを選んだ理由の一つは、こちらの機能なのではないでしょうか。
さて、このフィルムシミュレーション。いくつか種類があるにもかかわらず、私は昼間だろうが夜だろうが、ところ構わずベルビアを多用しています。色がはっきり、あざやか~に出るのが好きみたいです。
クラシッククロームを活用した現像方法
イナ調べによると、みなさんに人気のフィルムシミュレーションはクラシッククローム。中でも、「カラフル」というブログを書かれているシゲさんの写真は、クラシッククロームを使った「フィルムカメラチックなあたたかみあふれる写真」として人気です。そんなシゲさんが、惜しげもなく、ご自身の撮影・現像設定を公開されている記事がこちら!
読んだ後に、ソッコーでカスタムに設定(勝手にSHIGEFILMと名前付けました)。
でも、これで撮影しただけでは完了ではありません。現像が必要です。現像ソフトとして使用したのは、Polarr Photo Editor(無料)です。私のPCはWindowsなので、こちらからダウンロードしました。Macの方はAppStoreからかな?
Photo Editor | Polarr を入手 - Microsoft Store ja-JP
立ち上げると、サンプル画像が出てきました。目の前にコスモ感が広がるぜ・・・それと同時に、なんか右側にアイコンがいっぱいあって、壁が立ちはだかる感じ・・・ちゃんとできるんかな・・・
左上にあるマークをクリックして、現像する画像を呼び出します。また、右側の、ダイアルマークを押すと、色々と調整できるようになるらしい。
左側の丸三つのマークを押すと、調整した現像設定が保存できる。
ほいでこの後は、シゲさんの記事を確認しながら、以下の順番で現像を進めます。
1.コントラストを上げる
2.トーンカーブの調整
3.シャドーに色をかぶせる
4.HSLの調整
5.露光などで明るさの最終調整
まずは各設定の数値は真似っこしてみて、自分でちょっとずついじることにしました。それでは、完全パクリリスペクトで撮影・現像した写真をご覧ください!
東京の下町、谷根千をお写ん歩
撮影場所として選んだのは、東京の下町で知られている通称、谷根千。谷根千とは、谷中、根津、千駄木の頭文字を取っていて、JR日暮里駅、千代田線千駄木駅と根津駅周辺エリアのことを指します。谷中には一度だけ行ったことがありまして、いわゆる東京らしくない(?)下町の雰囲気が気に入って、いつか再訪したいなーと思っていました。
また、素晴らしい風景やスナップ写真を撮られるEzogeekさんが、谷中でスナップされていたのが記憶に残っていて、谷根千に足を運ぶことにしました(撮影後に改めて記事を拝見し「あ!ここを撮影されていたのか~」とひとりで違いを楽しみました)。
今回のルート。
日暮里駅南口を出て、スタート。振り向くとスカイツリーが見えました。
谷中銀座の入り口。ゴールデンウイークということもあり、人がめっちゃいたよ・・・
「DANDAN心魅かーれーてーくー」(by FIELD OF VIEW)。ドラゴンボールGTの主題歌だったよね(古い)。
これがほんとの、ラブホテ・・
たまに路地をちら見して。
雑貨屋さんが沢山あって目移りする。
谷根千も猫の町として知られているそうで、色んな所に猫の置物がありました。
しかし、この日出会えた本物の猫は、この子だけでした。
tokyobikeという、自転車屋さんです。FUJIFILMのカメラぶら下げてさ、かわいいリュック背負ってさ、おしゃれな自転車乗ってスナップ撮影に出かけたい。
玉林寺境内には、昭和最後の大横綱、千代の富士さんの銅像がありました。千代の富士・・・富士フイルム!?おお~共通点~(無理やり)。
またてくてく。撮影する私(友人提供)。
最後は根津神社へ。
行列です。
以下の4枚は、やっぱりベルビア使っちゃいました…。上の写真と比べると、彩度マシマシですね。無加工です。
こういう赤い鳥居の連続を見ると、「蝉の声を聴くたびに~」と椎名林檎さんの『歌舞伎町の女王』が再生されちゃうのは、ファンあるあるです。
ぷるぷる感。
ナニヲミテイマスカ?
「ここは鮮やかに撮りたいからベルビアにしよう」と気軽に変えられるのがFUJIFILMの良さの一つ。
まとめ
カメラ内設定変更→撮影→現像の工程を経験でき、また一つ勉強になりました。そして、体の幅は減らしたいですが、表現の幅は広げていきたい、改めてそう思いました。Twitterではしばしば、「現像めんどくさい」「現像の時間が取れない」という呟きを聞いていましたが、確かに少し大変でした…。どこで終わりにしたらいいのか見極められず、「さっきの方がよかった気がする」「これ、暗すぎ?明るすぎ?」などと行ったり来たりを繰り返していたら、時間がかかってしまいました…。でも、ダイエットも現像も結果は簡単には得られない、苦しさの先に望んだ未来が得られる、それが分かりましたので、引き続き頑張っていきたいです。
★おまけ★
私の体の幅が気になる方はこちらへ…千代の富士ともコラボしました。