FUJIFILM Imaging Plazaがオープン!記念ワークショップ「風景写真はどこでも撮れる!」に参加してきました
どうも、風景写真に苦手意識があるイナです。
前回のStudio9さんのワークショップが楽しかったのか、今日はFUJIFILMさんのワークショップ「風景写真はどこでも撮れる!」に参加してきました。
実はこのワークショップ、今日4月28日(土)に東京丸の内皇居前にFUJIFILM Imaging Plazaがオープンするため、記念イベントの一つとして開催されました。他にも色々行われるようですね。
FUJIFILM Imaging Plazaとは
一言で伝えるならば、FUJIFILMのカメラが沢山あってウハウハしちゃう場所です。え?それでは伝わりませんか?ホームページによりますと、
デジタルカメラ「Xシリーズ」「GFXシリーズ」をはじめとするイメージング製品の魅力を体験できるブランド発信拠点『FUJIFILM Imaging Plaza』を、2018年4月28日に東京・丸の内にオープンします。
オープニング記念として、4月28日(土)から5月31日(木)まで、多数の著名写真家に加え、「Xシリーズ」「GFXシリーズ」をご愛用いただいている著名人も参加するオムニバス形式の写真展「写真・X・そして私」を開催。さらに、作品出展者によるトークショーや、フォトウォークといった体験型ワークショップなども同時開催します。
とのことです。GW初日だし、こりゃぁ人がめっちゃいるにちげぇねぇ!って思って行ったら案外空いていました。ちなみにFUJIFILM Imaging PlazaはFIPって略します(スタッフの方が使ってた)。ツウ感出るので使ってみてください。
セミナー概要
タイトル:風景写真はどこでも撮れる!
開催日:4月28日(土)/5月3日(木・祝)/5月6日(日)/5月20日(日)
時間:12時~16時30分
講師:萩原史郎氏
内容:風景写真が撮りにくそうな庭園等でも目のつけどころで自然風景写真が撮れることを教える講座
定員:各回20名(予約制・先着順)
4月11日にFUJIFILMから送られてきたメールでイベントのことを知り、電話で申し込みました。
なぜこのワークショップを選んだのか
冒頭でも書きましたが、自然風景写真が苦手です・・・
先日北海道美瑛町に行きましたが、微妙な写真ばかりで・・・
なんかこう、どう切り取ったら良いか分からず記録写真になってしまって、そこで見た感動を表せない・・・えぇ・・・腕が無いだけなんですが・・・そんな想いを払拭すべく、今回は意を決して飛び込みました(えいやー)。
※これから「風景写真はどこでも撮れる!」に参加される方がもしいらっしゃいましたら、以下はネタバレが含まれていますので、ご覧にならずに当日をお迎えください。
スケジュール
ワークショップの流れはこんな感じです。
12:00 開会、館長さんのご挨拶
12:05 講座
12:35 撮影会準備
13:10 撮影会の場所へ向けて出発、撮影開始
14:15 撮影会終了、FIPへ戻る
14:30 講評会用写真選定(3枚)
15:00 講評会開始
16:20 閉会
この日の参加者は13名(男性8名、女性5名)でした。当たり前ですが全員FUJIFILMユーザーで嬉しい...。
使った機材
今回は自分のX-Pro2に、レンタルしたXF18-135mmをつけて撮影しました。初めて使いました!重かったですが、やっぱりズームレンズは便利ですねぇ。
講座
まずはじめに、先生の作例を交えながら風景撮影のポイントを5つ教えていただきました。
1. 光の発見
2. 形や線の発見
3. 色の発見
4. 気持ちいいバランス
5. 固定観念を捨てる
この5つを意識して撮ると、風景写真ってどこでも撮れるんですよーとのこと。都会だと「緑や花が無い、郊外に行かないと撮れない」と思いがちですが、都心は意識して花を植えたり緑を増やしているので、いろんな所で多様な色を見つけられるはず、と仰っていました。
撮影会
撮影場所はFIPから徒歩10分の皇居東御苑二の丸庭園です。てくてく歩きます。
GW初日ということもあり(それとも東京はいつもこう?)、多くの方が来られていました。
講座で教えてもらったポイントのうち、私は「光、色、形」を見つけられるように意識しました。
「光、色、形…光、色、形…」とぶつぶつ唱えながら被写体を探します。
撮影会中は、撮影ポイントに差し掛かる度に先生のワンポイントアドバイスが貰えます。「ここは〇〇な感じで撮るといいですね。露出はマイナスで(プラスで)、位置はこの辺りから〜〜。こう切り取ると〜〜。」などと、丁寧に撮り方を教えてくださいました。
撮影時間は1時間なので、あっという間に終わってしまいました。先生が「そろそろ戻りますよ〜」と声をかけても、皆さんその場からなかなか離れずに熱心に撮影されてらっしゃいました。
講評会
撮影会から戻ったら、講評会に出す写真を3枚選びます。
普段ブログでは、どういう意図で撮ったかはあまり書いていませんが、講評コメントと照らし合わせるために記したいと思います。
提出した写真と、先生からいただいた講評がこちら!
1. 色を意識したもの
ポスティスト(ポスト撮る人)だからこれは撮らずにいられなかった。オレンジと緑ということで、自分の中ではムックとガチャピンをイメージ。
〈講評〉
大胆な発想・・・自然風景を撮りに来たのにポストを撮るとは。色の配分が一対一になっているし、構図的には問題ない。人工物(ポスト)と自然物(植物)の切り取り方が面白い。ポイント5(固定観念を捨てる)を意識して撮られている。
2. 光を意識したもの
光と影が両方入るといいなぁ、と思って撮りました。また、手前に葉っぱの影が映るようにしました。
〈講評〉
奥の涼やかな感じと、手前の光が対照的に撮れた。ただ、もう一歩前に出て、あと一段階しゃがめたら、手前の光がもっと大きく映って、より明暗がはっきりした写真になったと思う。
3. 光を意識したもの(と自分が撮りたかったもの)
絵を描いている方がいらっしゃって、画用紙の上に光が指していたのを撮りました。また、絵越しに池の様子を撮りたかったのと、咲いてる花のピンクをポイントにしたいなーと思いました。
〈講評〉
これも、ポイント5が意識できている。講座では「固定観念を捨てることが大切。一見つまらない被写体でも見方を変えると面白く感じることがある」と言っておきながら、正直、この(絵を描いている)方々が邪魔だなぁと思ってしまった。近くにいたのに、こういう撮り方をしていたとは知らなかった。手の雰囲気も良い。デッサンしている雰囲気が伝わってくる。
と、このようなお言葉をいただきましたが、オープン記念イベントということ、ワークショップの初回ということで、かなーりオマケしてくれたんではないかなーと思っています。
(いただいたコメントを書くと自画自賛感が半端なくてとても恥ずかしいんですが、そのまま書きました…!皆さんはどう感じられたでしょうか。よろしければ教えてください)
また、私以外の12名×3枚の写真(視点や切り取り方の違い)もたっぷり見られたし、先生が全員に対して丁寧に解説してくださったので、非常に勉強になりました。
嬉しいお土産つき!
ワークショップ終了後にアンケートを提出すると、この可愛いトートバッグが貰えます。いただいた資料を入れて持ち帰るのにぴったりですね。
まとめ
初めて参加した、FUJIFILMさん主催のセミナー!特筆すべきはスタッフさんが良い方ばかりでしたね〜。参加者へ親身にアドバイスされていたり、暑かったので体調を気遣う姿が多々見られました。次回のワークショップは「夜景をSNAP」です!こちらも楽しみだぁ~。